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伝統文化や伝統芸能の盛んな石川県において、潜在的美意識や多様な価値観を互いに認め合うための新しい文化創造が必要となっています。つまり文化の重層化が大切となっています。そのためにも新しい視点の美術企画が常時求められています。バルデザイングループとしては設立当初からデザイン活動とは「現在から未来へ向かう価値観の創造をめざすこと」としてきました。
この現代野外アートコンペティションもその一貫として実行委員会に働きかけ実現したものです。企画進行、制作の募集、審査制作アテンド、表彰式、撤収、報告書作成まで事務局と一体となり進めて参りました。現代野外アートコンペティションのこの企画事業は、自然空間をどのように創造活動に取り込むか、多様な現代の美意識が空間環境の中で、どう展開しうるかを広く芸術家に投げかけた、稀有なコンペティションとして話題となりました。人の行為と自然、人工と自然、科学技術と自然、色と形と自然、時間と環境空間、生命と精神など、楽しみながら多くの示唆を作品群からいただきました。このような催しが都市の中心で開催されたことの意義も充分周知できたと思います。 |
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