かなざわ町名物語
今年10月、金沢で復活した旧町名「主計町」(かずえまち)の名が甦ったのは、なんと29年振りでした。この全国初のニュースは、町の名前には町の歴史や文化が隠されていることを、あらためて私たちに教えてくれました。
個々で紹介したのは、昭和38年、住居表示整備前の金沢にあった町名です。いまはないもの、いまも残るもの、町名は単なる住居表示を超えてそれぞれに物語を持っています。金沢では来春、「下石引町」と「飛梅町」も復活する予定です。親しまれ愛されてきた旧町名をもう一度見直すことで、あなたも金沢の“これまで”と“これから”を考えてみませんか。

21世紀へ残したい、ね。金沢言葉
インターネットの時代に方言なんていらない、という人もいるでしょう。でも、言葉はその土地の風土や文化そのもの。方言をなくすことは、ふるさとの心までなくすことかもしれません。ここで紹介したいのは、いまも暮らしに息づく金沢言葉の一部です。ひとつひとつにこの町らしい情緒が香り、ほっと心がなごみませんか。金沢言葉を守ることは、加賀百万石の時代から培ってきた豊かな生活感情を受け継ぐこと。この美しい言葉を、これからもずっと、残していきたいものですね。